これもひとえに 皆様からの温かい御厚情の賜物と 心より感謝申し上げます。
実は、4月26日の明石市立産業交流センターでの最後の異業種交流会の頃から
ひどい足痛に見舞わられて、病院での診察結果でヘルニアと診断されました。
日頃のデスクワークから腰に負担がかかり 足の神経を刺激しているようです。
満足に歩けないどころか、立つだけでも我慢できない状態で
また、夜の寝ている姿勢でも足に激痛が起こり、眠れない日々を過ごしました。
ただ、車の運転だけは 負担のかからない楽な体勢を保てて楽だったので
車のシートは構造的にすごいものだなと感心したりもしました。
そんなこんなで 今年のゴールデンウイークは 体を休ませる期間となりました。
痛みには 日によって波があります。昼間は大丈夫でも夜は最悪だったりとか。
昨夜は、ある歴史ある異業種交流会に参加する予定でしたが
足痛で一睡もしていない状態で しかも昼間も痛みが続いていたので
参加を急遽 キャンセルとさせていただきました。
前回失敗のリベンジという思いもあって(詳しくは こちら ⇒ 人と - 豚肉キャベツ)
今度は失敗のないようにきちんと原稿まで書いて しっかり練習し
準備万端で参加を楽しみにしてましたが… 本当に残念です。
今日は痛みはあまりなく かなり落ち着いています。
ゴールデンウイーク明けの明日からは予定ぎっしりで
明朝は新神戸の坂を歩くというミッション(?)を遂行せねばなりません。
昨夜の「歴史ある異業種交流会」にて お話しするために作った原稿の全文を
ここにアップしておきます。
明石市大久保町江井ヶ島にてデザイン事務所を営んでおります倉橋と申します。
昨年9月3日に こちらの例会にて「Webサービスを どう使いわけるか」という演題にてお話しさせていただく身であったにもかかわらず、調子に乗って開会前からビールをたくさんいただきまして、あろうことか本番の頃にはすでに出来上がってしまっていました。皆様を前にしまして 頭の中が真っ白になりまして、1分も喋られないうちに 前代未聞の中断ということになり ご迷惑をおかけいたしました。大変申し訳ございませんでした。本日は大丈夫かと思います。
実は私 ホームページ制作や各種印刷物を作成するデザイナーでありますが、大久保の産業交流センターにおきまして 2012年の10月より異業種交流会を開催してまいりました。こちらが その交流会イベント等を主催しております「ふれんどらいん」のパンフレットでございます。
私、30代の頃に大阪でデザイン会社を経営しておりましたが、1999年につぶしました。それから、中国上海で中国人にデザインを教えるという機会に恵まれましたが、中国人に舐められる性格であったため 1ヶ月で帰国、その後 福岡で新聞販売店員、長野でホテルマンと居住を転々とした後、兵庫に戻り三田の運送会社におきまして5年間トラックの運転手をやっておりました。
今から10年ほど前にデザイン業界に復帰し、2012年5月7日に江井ヶ島の地で「江井島広告制作」とういうベタな屋号で新たにデザイン事務所をはじめました。
当初はホームページと、流行りはじめていたフェイスブックなどのSNSで宣伝したら なんとか仕事が来るかなと思い込んでいましたが、サッパリでした。実際に2012年の営業収入は50万もなく 当時高校生だった子供のバイト代よりも収入が少なく 家の中では肩身の狭い思いをしていました。
その年の夏に 某食品メーカーの営業をやっております妻に 神戸で開催している異業種交流会に連れていかれました。その交流会が 名刺交換会というシンプルな形での会でしたので、これなら 自分でも明石でもできると思い立ち、新たにWebサイトやチラシを作成し募集を開始ました。9月15日にWebサイトを開設募集開始、10月10日に交流会開催。平日の大久保に約20名集まっていただき、十分 会としては成り立ちました。その結果、現在まで54回の異業種交流会を開催、その他 講演会やセミナーなど多数のイベントを主催開催して来ました。次第にビジネスのつながりも広がり、収入もそこそこ増え、現在 家の中では まあまあ普通の親父として存在しております。
お渡ししましたパンフレットは、こちらのチラシの内容を そっくりそのままA4三つ折りのパンフとして最近新たに作ったもので 多くの人から「ふれんどらいん」の活動や実績がよくわかるとご好評いただいております。
昨年9月の例会にて ちゃんと講演できなかったことは 本当に悔いが残るものであり、大いに反省しておりました。
そんな矢先、取引先の印刷会社さん主催の「本つくり教室」というのに参加する機会がありまして、生徒と先生の六人で書いた この「はりまなだぶんがく」という本が昨年末に発行されました。この中身はメルヘン小説だったり、キリマンジャロに登頂して そこでギターを弾くという思いを綴ったものがあったり、健康食について書かれたものもあったりと 皆さん様々なことを書かれています。私は自分史を書きました。今日は この「はりまなだぶんがく」の中から 私の自分史のところだけを小冊子にしたものを皆様に差し上げます。
30ページに満たない短い自分史ではありますが、
昨年9月の例会におきまして 私が皆さんにお伝えすることができなかったことをはじめ、私がデザイナーになったきっかけや、異業種交流会を続けることができた理由や この明石の地で落ち着きデザイン業を営む思いなどを これを読んでいただくと初めておわかりいただけるかと思います。
明日 5月7日でデザイン事務所を開業し ちょうど5年となります。このタイミングで この場で お話しさせていただけることに感謝の気持ちでいっぱいです。
もちろんホームページもですけれど、このようなパンフレットや本などの印刷物は「思いをカタチにできる」最高のツールです。
私からは以上です。皆様 本日はありがとうございました。
この 謝罪を交えた ある意味 言い訳とも取れるような語り出しで
10分程度で話すことを予定していました。
地域でも名の通った会社の権威ある社長様方を前にして
自分が語る時期でなかったのか、この結果が運命であったのかは わかりません。
とにかく、今の気持ちを忘れることなく 新たな気持ちでスタートを切りたいと思います。
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